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こんにちは、豪電設工業株式会社です。
今回は、当社の事務方で働いている社員の自宅で発生した、シャッターの電気トラブルについて紹介します。
ある日、「自宅のシャッターが動かなくなってしまった」という相談があり、調べてみると、原因は電気設備の絶縁不良でした。
今回の改修工事は、社長から「やってみろ」と任されたもので、これまで現場で経験してこなかった仕事に挑戦する機会となり、原因調査から改修方法の検討、実際の作業まで一通り行いました。そのときの作業を振り返ってみたいと思います。
シャッターが動かないからといって、すぐに機器を交換すればいいとは限りません。まず必要なのは、どこで問題が起きているのかを特定することです。
今回もまずは、絶縁不良を起こしている箇所を探すところから始めました。そこで使用したのが、電気工事で使う絶縁抵抗計です。自宅に設置されている分電盤から各ブレーカーの行き先を確認しながら測定を行い、どの回路で絶縁不良が起きているのかを一つずつ確認して、原因となっている箇所を絞り込んでいきました。
調査を進めた結果、シャッターに取り付けられているブレーカーで絶縁不良が起きていることが分かりました。
原因が分かったところで、次はなぜそのブレーカーが絶縁不良を起こしたのかを確認します。シャッターの上部を詳しく見てみると、雨水が入り込みそうな隙間がありました。
今回のトラブルは、シャッター上部から雨水が入り込み、それがブレーカーにあたって絶縁不良が発生し、結果としてシャッターが正常に動かなくなった、という流れだったと考えられます。
電気設備の故障というと、電気機器そのものに原因があるように思うかもしれません。しかし今回のように、「水が入ってしまう」という建物側の問題が、電気設備のトラブルにつながることもあります。
原因が分かったところで、次はどのように直すかを考えます。
今回優先して対応する必要があると考えたのは、次の2点です。
まずは、シャッター上部にあった雨水が入り込みそうな隙間を確認しました。やはり雨水が入り込む可能性がある箇所があったため、そこをコーキング処理し、さらにシャッター上部に取り付けられていたゴム状のビスパッキンも交換しました。
電気設備だけを交換しても、雨水が入り込む原因が残ったままでは、同じトラブルが再発する可能性があります。そのため、電気設備の修理だけでなく、原因となっている部分まで確認して対策することが大切だと感じました。

雨水が入り込む原因への対策を行った後、絶縁不良を起こしていたブレーカーを交換し、最後に電源を復旧しました。
シャッターを動かしてみると……無事に正常に作動しました!
原因を調査し、必要な対策を考え、実際に修理を行った結果、無事に復旧させることができました。自分が調査から関わった案件だったので、正常にシャッターが動いたときは達成感がありました。
今回の工事で、もう一つ印象に残ったことがあります。それは、自分で作業工程を考えて仕事を進めたことです。
これまでは現場で指示を受けて作業することが多かったため、「どこを調べれば原因が分かるのか」「原因が分かったら次に何をすればいいのか」「再発しないためには、どこまで対応する必要があるのか」ということを自分で考えながら進めるのは初めての経験でした。
実際にやってみると、ただ作業をするだけではなく、その前に考えることがたくさんあることに気づきました。今回の経験を通して、普段現場で指示を出している人たちが、作業の前にどれだけいろいろなことを考えて仕事をしているのか、その大変さを少しだけ感じることができました。
今回のシャッターのトラブルを経験して、電気工事の仕事は、単純に壊れたものを交換するだけではないと改めて感じました。
まず症状を確認し、測定を行い、原因を特定する。そして、原因に合わせて必要な工事を考え、再発しないように対策する。一つの電気トラブルでも、その裏にはさまざまな確認や判断があります。
今回の工事では、絶縁抵抗計を使った原因調査から雨水の侵入対策、ブレーカー交換、復旧確認まで、一連の流れを経験することができました。自分にとって、とても勉強になる仕事でした。
これからも、指示された作業をこなすだけでなく、「なぜこうなったのか」「どうすれば安全に直せるのか」まで考えられる電気工事士を目指していきたいと思います。
豪電設工業株式会社では、仙台市を中心に電気設備工事を行っています。電気の不具合や、原因が分からない電気トラブルなど、お困りのことがございましたら、豪電設工業株式会社までお気軽にご相談ください。
今回のブログ担当:工事管理2課 Tさん